お麩の離乳食中期(生後7~8か月)・後期のレシピ。介護職にもおすすめ
お味噌汁や田楽、和菓子など、日常の食事の中でよく見かける“麩(ふ)”。
そんな麩の隠れた魅力をご存知ですか?
実は植物性のたんぱく質やミネラル類が多く含まれており、低カロリー。使用する食材に困りがちな生後7~8か月頃の離乳食中期の離乳食や、ご年配の方の介護食にも使える優れた食材なのです!
一家に一袋、麩があればとても便利。家族みんなで同じ麩の料理を楽しんでみてはいかがですか?
やわらかく喉に
詰まりにくい
麩は味がしっかり染み込みやすいことが魅力です。水分を含むことでやわらかくなり、飲み込みやすさもアップします。
特に焼き麩や角麩であれば、細かく砕いて出汁と合わせることで、離乳食や介護食に早変わり!簡単に調理が可能です。
和食でも洋食でも
いろんな味付けに
麩を使った料理と言えば、和食が多いイメージがありませんか?しかし麩そのものにはあまり味がないので、実は洋食にも使えます。
トマトベースにしたり、コンソメベースにしたり、いろんな味付けを試してみてください。
特に焼き麩は保存性が高く、常備食としても置いておけますよ!
家族で同じものを
味わう幸せ
赤ちゃんは離乳食。おじいちゃんやおばあちゃんは介護食。
家族みんなで別々のものを用意するとなると、食材の準備や調理が大変ですよね…。
ですが使い勝手の良い麩であれば、離乳食や介護食、普段の食事を含めて、あらゆる調理が可能です!
モグモグ期と呼ばれる生後7~8か月頃(離乳食中期)は、
食べ物がスムーズに飲み込めるようになり、だんだん噛んで食べられる
固さのものが増えてくる時期です。
味覚もしっかりとしてくるので、舌でつぶせる程度のやわらかな
食材をいろいろと試すのがオススメ。
そんな時に使い勝手の良い麩はとても便利なんです!
細かく砕いて出汁を注げば、忙しいパパやママも嬉しいお手軽離乳食の完成です。
離乳食や介護食の際は、麩を使って食べやすい一品に!
赤ちゃんの年齢や召し上がる方の好みに合わせて、出汁の種類を変えたり、
他の食材をプラスしても美味しいですよ。
ぜひいろいろと挑戦してみてください!
食材
- 焼き麩または角麩
- めんつゆ
- お好みの量
- 砂糖
- お好みの量
※離乳食の場合は薄めの味付けにしてください。
作り方
1.
大きな麩は食べやすいように細かく砕きます。
2.
鍋にめんつゆと砂糖を適量入れて火にかけます。
3.
沸々としてきたら火を止めて、砕いた麩を入れ、味を染み込ませれば完成です。
※冷めていく過程で味が染みていきます。